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V化祭2026の様子

V化祭2026 開催報告記事

はじめに 2026年3月、VRChat上にて学生合同イベント「V化祭2026」を開催しました。 本イベントは、NUMAおよびJVSLを中心とした学生団体によって企画・運営されたものであり、 全国の学生が集い、展示・発表・交流を行う場として実施されました。 筆者は、V化祭共同代表として本イベント全体の運営に携わるとともに、 NUMA副代表、山形大学VR部副代表として、主に企画およびワールド制作の面から関わりました。 テーマ「むすび」について 今回のV化祭では、「むすび」というテーマを掲げました。 このテーマは、 サークル同士、学生同士のつながり、 そしてこの1年間の活動の集大成を、 ひとつの言葉で表せないかと考えたことがきっかけです。 同時に、「ここで生まれた関係が、この場で終わらず、次へとつながっていく」 そんな場にしたいという思いも込めています。 実際にこの2日間、 誰かの展示を見て会話が生まれたり、 ステージをきっかけに人が集まったりと、 それぞれの場所で小さな「むすび」が生まれていたように感じました。 それらは目に見えるものではありませんが、 このイベントの中で確かに存在していたものだと思っています。 イベント概要と来場者数 V化祭2026では、 各サークルによる展示ブース DJ・VJによる音楽イベント ポスター・ギャラリー展示 といった要素を組み合わせ、 文化祭のように自由に回遊しながら楽しめる構成としました。 その結果、2日間でのべ400人弱の来場があり、 学生主体のイベントとしては大きな規模での開催となりました。 数字としての規模以上に、 同じ空間にこれだけ多くの学生が集まり、 それぞれの活動を持ち寄って共有できたこと自体に、 大きな意味があったと感じています。 DAY1(NUMA側)について NUMAが中心となって運営したDAY1では、 大学VRサークルを主体とした展示およびステージイベントを実施しました。 各サークルのブースでは、 それぞれがこれまで取り組んできた制作物や活動が並び、 来場者が自由に見て回りながら交流できる場となりました。 また、DJ・VJによるステージでは、 学生自身が場をつくり、盛り上げる存在として機能しており、 単なる発表の場ではなく、「一緒に場をつくる」感覚が強くあったように思います。 このDAY1を通して、 NUMAが目指している「サークル同士がゆるやかにつながる場」というものが、 ひとつ形になったのではないかと感じています。 今後に向けて V化祭は、今回で完結するものではなく、 来年度以降も継続していくことを前提とした取り組みです。 今回の「むすび」が、 新しい活動やコラボレーションのきっかけとなり、 また次の世代や次の地域へとつながっていくことを期待しています。 NUMAとしても、 大学サークル同士のネットワークを活かしながら、 こうした場を今後も継続的に生み出していきたいと考えています。 おわりに 今回のV化祭2026は、 多くの人の協力によって成り立ったイベントでした。 出展してくださったサークルの皆さま、 出演してくださった皆さま、 そして運営に関わってくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。 そして何より、この場に来てくださった皆さまのおかげで、 このイベントは「場」として成立しました。 改めて、ありがとうございました。 またどこかで、今回の「むすび」が 新しい形でつながっていくことを楽しみにしています。 筆者 まーしゅ (V化祭2026 共同代表 / NUMA 副代表 / 山形大学VR部 副代表)

2026年4月17日 · shuma0102

UT-virtual×山形大学VR部対談 -後編-

最大規模のVRサークル山形大学VR部と東京大学のVRサークルUT-virtualの対談が開催されました! 運営に関するアレコレから野望まで!後半はもっと掘り下げていきます。 YouTube動画版: https://www.youtube.com/watch?v=J5_YUFp_Q84&list=LL 対談前編: https://numa-meta.com/posts/blogs/circle-taidan-01-part1/ 対談者 まーしゅ - 2025年度山形大学VR部副代表 まっしろた - 2025年度UT-virtual代表 サークルについて深掘り まっしろた: じゃああれなんだね。聞いてる感じだと会計担当、渉外担当、広報担当、イベント担当って決まってるわけじゃないんだ。 まーしゅ: そうなんだよね。代表、副代表だけ決まってて、他は運営メンバーがこの案件は私が、この案件はあなたがという感じに上手くやってる感じかな。あ、会計担当はいるか。ただ、渉外担当とか広報担当とかは決まってないかも。 まっしろた: いいな。自発的に人が集まってくれるのってカリスマなんじゃない? まーしゅ: ええ、どうなんだろう。 まっしろた: でも、サークル構成員の「好き」を表現できる場所が用意されてるのって強みだと思うし、そこを表に出していかないとね。 まーしゅ: 最近そのちっちゃいコミュニティの中でVR部がどうなっているのか知りたいって子がいて、自分たちの所属しているちっちゃいコミュニティじゃなくてVR部全体にも目を向けてくれる子たちが一人二人と出てきてて。最初はサークル運営じゃなくて、まずはちっちゃいコミュニティの運営を頑張ってもらって、全体の運営をするような人が今後も出てくるのかなぁって。そういう子達が今後のサークル運営を担ってくれればなぁって思ってる。 まっしろた: まあでも、聞いてる感じサークル運営やりたいですって簡単に名乗り出てくれそうだから大丈夫じゃないかな。 まーしゅ: 200人もいるからね。名乗り出てもらわないと困るんだけどね。でも理想としてはUTvのように毎年運営メンバーが切り替わる、新陳代謝が起きるっていうのがサークルとしてはいいと思うんだよね。 まっしろた: そこはね、自分も入った時にはすでにあった風習だから。実際いい仕組みだから続けていくつもりではあるけど。そうそう一年じゃ変わらないから、その一歩目をどれだけしっかり踏み出せるかっていうのは大事かもしれない。 まっしろた: なんか、引き継ぎ文書の管理とかって今どうしてる? まーしゅ: そうね、一応Notionで管理はしているんだけど、一部の運営メンバーが使いこなしている感があって。部の情報がまとまってて、これを見ればわかるんだっていうのをみんな理解してくれれば、みんながデータを有効活用してくれればいいなっていうのはあるんだけど。文化祭担当に任命されましたってときに、すでにあるデータを見るんじゃなくて新たにやり取りを始めるということが起こりがちな気がするんだよね。 まーしゅ: そういうところを、対応マニュアルみたいなのが出来上がってて、それを見ればわかりますって状況にしたいんだけど。そういうことに最近気づき始めて、運営マニュアルみたいなのを作ってる最中ではあるんだけど。 まーしゅ: ちょうどね、来週は東北では有名な「芋煮」があるんですよ。豚汁みたいなのをみんなで食べるっていう。みんなが夏にBBQするぞっていうノリで、年一で芋煮するぞっていうのが東北民は起きるんだけど。その芋煮会の運営頑張っている子に、反省点とかまとめて知見を作ってくれないかって、来年芋煮会担当になった子に、それを見ただけでわかるようにして欲しいんだよねって言ったら、快く承諾してくれて。同じように文化祭のマニュアルも作っていきたいかな。 まっしろた: 割とサークルに普遍的にある課題で、どうしても属人化しちゃうという。それ得意な人に任せておけばいいでしょっていうのを数年続けた結果、その人がいなくなってそれが使えなくなっちゃうっていう。 まーしゅ: あー、あるよね。 まっしろた: 渉外得意な人に任せているの然り、 Unity講習会やるぞって言ってUnitym得意な人にまかせて終わっちゃったこと然り。こういう文書って大事なんだなって。 まっしろた: 文書保管はこっちのサークルでも一生議題に上がるね。どこに溜める?から始まって、溜めてるけど全然活用されていないよねって話題になって。じゃあ溜め方違うんじゃないのって言って溜め方変えて。っていうのを一生繰り返している。 まーしゅ: これに関してはね、明確な答えが8年もサークル運営してて見つかっていないっていうのがどうなんだろうなって感じだよね。 まっしろた: 本当は理想とする機能を詰め込んだアプリを作っちゃうっていうのもやってみたかったりはする。ただコストが高いし、アプリの管理する人誰になるのって問題もある。Notion使うってなっても、NotionはNotionで機能が物足りなかったり、エクスポートに欠けて移行がしづらかったり。 まっしろた: どうしよう、本当に運営の愚痴を言ってるだけになったけど笑。 サークルの対外活動について まーしゅ: じゃあそうだなぁ。うち結構地域の子供達にVR体験会みたいなのを頻繁にやるんだけど、UTvは地域との関わりみたいなところはどうなのかな。 まっしろた: ないんだよね。一応名目上は高校生が来てもいいよっていう展示会を開いたりとか、あとは全国のサークルを紹介しているWebサイトがあって、そこと連携して中高生向けのイベントを開くぞっていう話が出てきたりとかがあるんだけど……。ローカルっていうものが東京には一切存在しないからね。 まーしゅ: ああー、これは逆にUTv特有のあれなのか。うちはそれで言うと地元とのつながりは強いなって言うのはあって。それこそ先日も地元の小学校の先生からメールきて、出張授業みたいな感じでVR体験会開いてくれませんかっていうのがあったり。それも、普通のイベントで体験会をやってるのをみて、うちでもやってくれないかなって思ってうちに連絡とってくれたみたいで。そういうサイクルが生まれていくのはいいなぁと思ってて。 まっしろた: 地元の先生から声かけられるって言うのがすごい羨ましい。 まーしゅ: 結構びっくりしたんだよね。意外とみてるんだなぁって、そういう先生方って。 まっしろた: こっちは地元なんてないし、高校から声かけられるなんて全然ないから。だから働きかけなきゃいけないし。 まーしゅ: その辺のネームバリュー欲しいところなんていくらでもあるんじゃない? ...

2026年3月8日 · カビ

UT-virtual×山形大学VR部対談 -前編-

最大規模のVRサークル山形大学VR部と東京大学のVRサークルUT-virtualの対談が開催されました! 運営に関するアレコレから野望まで!ぜひご覧ください! YouTube動画版: https://www.youtube.com/watch?v=J5_YUFp_Q84&list=LL 対談者 まーしゅ - 2025年度山形大学VR部副代表 まっしろた - 2025年度UT-virtual代表 VR部の紹介 まーしゅ: 拙いスライドですけど……。後ほどUTvからも紹介があると思いますが、UTvよりも一年若くて、今年で8年目になります。アクティブメンバーは80人ぐらいで、discordに加入しているのが200人ぐらいになります。ただ、今年は私中心に新歓を頑張りまして、結構新入生が入ってきたかなと。OBの方々を整理しつつ60人ぐらい入ってきたので、150〜200人とレンジがあります。 まっしろた: すごいな、150人か。 まーしゅ: うちは他のVRサークルに比べると、コミュニティ感が強いというか。あまりゴリゴリに開発をしているというわけではありませんが、ゲームを制作するチームだったりとか楽曲を制作するチームもいます。「VR」といいつつ、VRに関連したようなデジタル技術を扱うような感じですね。 まっしろた: 広く、クリエイティブな活動なんですね。 まーしゅ: そうですね。VR部の仕組みとしてはみんながぐちゃぐちゃになってやっているわけではなくて、「プロジェクト」という形でグループ分けがされてて。Unity触っている人たち、blender触っている人たち、あとは楽曲制作する人たち。あとは他のVRサークルにはありませんが、e-Sportsをやっている人たちもいますね。 まっしろた: すごい。VRだけじゃないんだ。 まーしゅ: そうですね。まあ、そんな感じで笑。 まっしろた: すごい、ずいぶんさくっといったけど大丈夫かな?笑。 まーしゅ: 深掘りはまっしろたさんがしてくれるでしょう笑。 まっしろた: ええ……。150人いるけどしっかり統率取れてるのすごいな。簡単にバラバラになっちゃいそうだけど、うまく活動が図られてるのすごいなって思う。 まーしゅ: 大きいコミュニティの中に小さいコミュニティが何個もある感じなので、大きいコミュニティの帰属意識っていうものは薄いかもしれないんですけど、小さなコミュニティへの帰属意識っていうのはみんなそれぞれ持ってるのかなと思っていて。 まっしろた: なんか、コミュニティ間の交流とかってあったりするの? まーしゅ: ここが……課題ですよね。まあ、オフラインイベントを頻繁にやったりだとか、今週末(当時)にありますけど、文化祭だったりとかで大きめの企画を用意したりして交流を図ろうとしています。 まっしろた: なるほど。まーしゅさんはどこに所属しているんですか? まーしゅ: そうですね……。結構開発っていうよりかは、サークル内のマネジメントをすることが多いので、どこに所属しているというわけではないんですけれど、まあ主にVRChatでワイワイするコミュニティでぶいちゃを回ったりしている感じですね。 まっしろた: e-Sportsって例えば大会に出たりとかは……? まーしゅ: ああ!実は一度出てるんですよ。この前、東日本の大学のe-Sports連盟みたいな、学生が主体でやっているところがあるんですけれど、それに招待されて。VALORANTっていう銃を撃つゲームで、詳しい結果まではわからないんですけど。普段はコミュニティ感が強いというか、ガチになって競技的にやる感じではないので、どうなのかなって思っていたんですけれど。意外とそういう方が良かったりするかもしれませんね。 まっしろた: 純粋に楽しいと思える人で集まれているのがいいのかもしれない。あと個人的に気になったのはTRPG?本当にTRPGやっているの? まーしゅ: ここがですね、僕が唯一入り込めていない領域でして。いまいち分からないところもありますが、週に一回から二回集まってやっているみたいですよ。新歓とかでも結構人気があって、ブースも人が来てて。VRに興味はないけどTRPGに興味があるっていう人が一定数いますね。 まっしろた: VR部なのに……?笑 まーしゅ: いやー、そうですね。例えばUnityやっている人に「今度ボードゲームみたいなの作ってみない?」って振って、その監修をTRPGの人がやるみたいなのでいい感じにクロスさせられたらなぁと思っています。一応サークルの理念として、「VRをはじめとするデジタル技術の啓蒙、普及」っていうのを掲げているので、できればどのプロジェクトたちもそのような活動ができればいいなと思いますね。 まっしろた: なるほど。じゃあ、VR関連の話を聞こうかな。最近のVRの活動はどうですか?例えば「純粋にぶいちゃで遊んだ」でもいいし、「大会出た」とかでも。 まーしゅ: そうですね。うちはどちらかというとコンテストとかVketとかに出たりするような感じではないので、個人個人でその分野に強い人が出るといった感じで。ただ、主にぶいちゃをやるコミュニティの事実上の運営権を移行をしまして。そうしたらその運営権を渡した子がめちゃめちゃアクティブで。先日UTvとも交流会させてもらいましたが、その企画を立てたのもその子で。 まっしろた: めっちゃいい人。 まーしゅ: 僕はサークル運営を長く続けていきたいなという思いがあるので、いかに自分がいなくても、マネジメントする人がいなくてもやれていけるかというのを考えてしまうんですけれども。その子は猪突猛進みたいな感じで、「みんなとぶいちゃしたい」みたいな。 まっしろた: 純粋な熱量があるんだ。 まーしゅ: そうですね。そういう子が今後サークルを引っ張っていくのかなぁと密かに期待しています。 UT-virtualの紹介 まっしろた: 2017年設立。今大体100人ぐらいですね。アクティブメンバーは3,40人。そのうちの三分の一が運営で、三分の一がIVRCとかの学術系、残りが遊ぶ人みたいな感じかな。インカレなので全国から人が集まってきてくれてます。活動場所が基本的にオンラインになっちゃうって感じで、あとはちょこちょこ外で遊ぶことがあるって感じですね。今やっている活動としては、年二回の文化祭と、漫遊会っていうVRChatで遊ぶ人たちがいるところと、学術系をやっている人がいるのと、あと運営がいるって感じです。 ...

2026年3月8日 · カビ

広島工業大学 HIT Metaverse 活動記録 in2025

HIT Metaverseとは? HIT Metaverseは広島工業大学にあるメタバースサークルです。 2022年の夏に発足されて、現在では部員が約50人のサークルになっています。 「人とのつながりを大切にする」という、 理念のもと活動を行ってきました。 活動報告 では実際に2025年に行ってきた活動を報告します。 4月 新入生歓迎会 4月には新入生歓迎会を行いました。 今年は12人のかたがサークルに入部しました。 内容としては、学校ではVR体験会を行い、VRの楽しさを知ってもらいました。 また、メタバース側では初心者案内を行い、メタバース内でできることや、楽しみ方などを説明しました。 新入部員のメンバーがメタバースに興味を持ってもらう良い機会になったと思います。 初心者案内の様子 6-8月 Virtual Open Campus Virtual Open Campusとは、 広島工業大学で8月9日、10日に行われるオープンキャンパスを盛り上げるため、HIT Metaverseで、1部のブースをお借りして、活動を行います。 それと同時にClusterを使い、広島工業大学に遠くて来れない人向けに、 メタバース上で大学を再現したワールドを使い、オープンキャンパスを行う活動をしています。 HIT Metaverseでは、6月から8月の2か月をかけて、準備を行いました。 その結果、当日には2日間で400人ほどの方に参加していただきました。 VOCの活動内容紹介 では具体的にどのような活動を行ってきたか紹介します。 VR体験会 VR体験会では、自分たちで作ったワールドを使い、VRChatで遊ぶ体験と、beat saberで遊ぶ体験の2つを行いました。 体験会の様子 with VRChat 体験会の様子 with Real バチャゲート バチャゲートでは、リアルではバーチャルの様子が、バーチャルでは、リアルの様子がモニターごしに、見ることができます。 また、リアルでアピールをすると、バーチャルの人たちが返してくれるといった体験を提供することができました。 リアルから見たバーチャルの様子 バーチャル学校案内 バーチャル学校案内では、 実際の建物を再現したワールドでパネルを用いて、サークルのメンバーが説明をするといった活動を行いました。 現地に行かなくても、実際に通っている学生から、メタバースを通してお話を聞ける場を提供しました。 学校案内の様子 ステージ企画 ステージ企画ではメタバース上で、ステージを作成し、そこで企画を行いました。 今年は、動画を用いた先生による模擬授業、広島工業大学についてのクイズ大会を行いました。 クイズ大会の様子 10月 Hiroshima Digital Meet up TSS様にお呼びしていただき、Hiroshima Digital Meet upという、メタバース上で企業様に活動をアピールするイベントに参加しました。 その際、HIT Metaverseは、広島工業大学を再現したワールドを展示しました。広島の企業様に活動を知ってもらういい機会になりました。 ...

2025年12月28日 · ロアン

サークルを「仲良しサークル」として運営する

サークルは大体3種類ある 私はあまり多くのサークルを見てきたわけではないので推測も混ざりますが、多分サークルって3種類くらいあると思っています。 「大きなサークル」 多くのサークル運営者が目標にする(べき)形だと思います。 多くの部員を抱え、多数の企業などとのコネクションを持ち、積極的にいろいろな活動が行われています。機材や資金は潤沢で、やりたいと言えばなんとかなる、そんなサークルです。 「枠組みサークル」 「アニメ」や「コンピューター」など、何かの括りにおいて人が集まっているサークルです。 「大きなサークル」のように多くの部員を抱えている場合もありますが、明確な活動は少なく、個々がやりたいことをやっています。「大きなサークル」に比べると資金などは少なく、チームで何かをするといった風潮はあまりないサークルです。 「仲良しサークル」 友達同士、いわゆる「いつメン」によって構成されるサークルです。 構成人数は少なく、明確な意思決定のフローなどがないため、突発的に活動したりしなかったりします。 メンバー同士の信頼関係によって成り立っているため、ひとつ大きなトラブルが発生すればそれだけでサークルごと傾いたりします。 きっかけ きっかけは年度が変わる直前、ふとしたきっかけから、サークルのPVを作成することになったことでした。この際、それまでは有耶無耶だったサークルの方向性を急激に固める必要がありました。 突然深夜に幹部が招集され、それぞれの意見を出し合いながらサークルの未来を考えることになります。 普通にぶいちゃをしたい 実はOUSーー岡山理科大学には既に「コンピューター系」の大きなサークルがあります。これに対して、自分たちはどのような立場を取りたいかが大まかに話の焦点でした。 その中で、下記のような意見が出ていたように記憶しています。 「VR」や「メタバース」のようなバズワード(?)に乗っかりたくはない。 もっと本質的に、自分たちが好きなこの世界をもっと楽しむためのサークルでありたい。 形だけのサークルにはしたくない。せっかくサークルとしてあるなら、なにか活動はしたい。 この議論の結果、PVの方向性はVRChatでの「生活」に焦点を当てて作ることになりました。それと同時に、OUS Metaverseは「仲良しサークル」としての運営が行われるようになっていきます。 本当に「大きなサークル」が必要か? これは私の個人的な考えですが、正直「大きなサークル」というものにあまり価値を感じませんでした。(私は逆張りオタクです。) その理由を詳しく書くとある種のヘイトスピーチになりそうなので避けますが、いくつかを大まかに書くと下記のような理由です。 ある程度社会経験があり、集団を率いたことのある人間が多数いるのなら別だが、そうでない寄せ集まりの大学生ができることは限られている。 どれだけ頑張っても基本4年でメンバーは総入れ替えになり、長期的なプロジェクトの実行が難しい。 なにか「やりたい」と発言したり、企業とのコネクションによる恩恵を受けられるのは大抵一部だけで、それ以外の人達にとっての意義が薄くなってしまう。 特に私たちが活動するメタバースでは、これらの理由が顕著に出てくると思っています。場所や年齢に関係なく沢山の人と交流できますし、その中でなにか「やりたい」と思ったら、大学サークルよりもそこら辺のフレンドとタッグを組んだ方が多分スムーズに良いものを作れると思うからです。 そう考えた時に、大学サークルとしてでしかできないこと。それは「青春」だと私は思います。 良かったこと 楽しかった。もちろんサークル運営のために奔走していたからという理由もありますが、純粋に後輩たちも含め「あーだこーだ」言いながら作りたいものを作っていく過程は、本当に最高の時間でした。 特に、学祭に向けて「ハプティクスグローブ」(VR上でモノに触れると、触れた場所が振動するグローブ)を作ってほしいと後輩たちに頼んだとき。日も暮れてるのに電子工作がわからないからと教授の部屋に凸り、ヒントを貰って「よっしゃわかった!やるぞ!!」と作業スペースに戻っていく光景はまさに「青春」そのものでした。 また、サークル全体として色々な活動ができたように思います。サークルPV制作、「#今週のOUSMetaverse」、Vket出展、大阪万博旅行、学祭での開発プロジェクトなど。どれも突発的に「やらない?」と言って始まったものです。お互いがお互いのことを理解しているだけに、どういう活動をするか、どう担当を振り分けるかなどが非常にスムーズでした。 反省 しかし、もちろん悪いこともありました。それは概ね下記の3つです。 アクティブなメンバーとそうでないメンバーで格差が非常に大きくなってしまった。 どうしても「内輪ノリ」が蔓延してしまった。 次の世代に引き継げるものが少なかった。 二つ目は「仲良しサークル」なので多少仕方のない部分があるとして、それ以外はサークルにとって致命的です。 どうしても仲良し同士の会話で物事が決まってしまうことが多く、頻繁に顔を出すメンバーはまだしも、そうでないメンバーにとっては「今サークルが何をしているのかが分からない」が頻発していました。そのまま顔を一切出さなかった人達も多かったのが事実です。 また活動の多くが自分たちのやりたいことで完結しているため、「どうやって活動すべきか」すらほとんど残せていません。まっさらな状態から次の活動をどんどん思いついてリードできる人が毎回代表になるなら良いかもしれませんが、現実はそうではないので、今後どうなっていくのかは未知数です。 「仲良しサークル」として運営する覚悟 私たちの最大の失敗は、人を無条件に入れ過ぎたことです。「仲良しサークル」である以上、既に仲良しな人、もしくは仲良くなれそうな人のみを受け入れ、それ以外の人はお断りするべきでした。この部分が優柔不断だったことによって、いわゆる幽霊部員を多く誕生させてしまいました。 「そんな過激な…」と思われるかもしれませんが、ここでしっかりボーダーラインを設けることが、「仲良しサークル」として運営する覚悟であり、取るべき責任だと私は思っています。 せっかくサークルに興味を持って入会して会費まで払ってもらっているのに、なにも楽しみを提供できていない。これはサークルを運営する立場としては深く反省すべきことだと思います。 「なら仲良くなろうとすればいい」と思われるかもしれませんが、それで仲良くなるにはお互いの歩み寄りが必要ですし、使命感で仲良くなろうとがんばるのは、私が作りたかった「仲良しサークル」の姿ではないのです。 「あとで仲良くなればいい」などと思考を放棄し、とりあえず人は多い方が良いと盲目的に信じて無責任に勧誘・受け入れてしまったこと、これが私たちの最大の反省点です。 …いや。「仲良しサークル」として運営すること自体が間違いなのかもしれません。いや、きっとそうなのでしょう。 サークルの入口に「仲良くなれそうか?」などというボーダーラインを設け、仲良しだけが入れるサークルにする。果たしてここに「サークル」である意味はあるのでしょうか? この理想論は、最初から破綻していたのかもしれませんね。 著者:みねたけ(OUS Metaverse) サークルXアカウント @OUSMetaverse サークルBlueskyアカウント @ousmeta.com

2025年12月26日 · OUS Metaverse みねたけ